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{{Infobox 作家
| name = {{ruby|福田 洋<br />（|ふくだ ひろし）}}
| image = <!--写真、肖像画等のファイル名-->
| image_size = <!--画像サイズ-->
| caption = <!--画像説明-->
| pseudonym = 桜田 忍
| birth_name = 福田 洋
| birth_date = {{生年月日と年齢|1929|8|1}}
| birth_place = [[大分県]]
| death_date = <!--{{死亡年月日と没年齢|XXXX|XX|XX|YYYY|YY|YY}}-->
| death_place = <!--死亡地-->
| resting_place = <!--墓地、埋葬地-->
| occupation = [[小説家]]
| language = [[日本語]]
| nationality = <!--国籍-->
| ethnicity = <!--民族-->
| citizenship = <!--市民権-->
| education = <!--受けた教育、習得した博士号など-->
| alma_mater = [[大分大学|大分経済専門学校]]
| period = [[1971年]] -
| genre = [[推理小説]]、ノンフィクション・ノベル
| subject = 戦後日本の犯罪事件
| movement = <!--作家に関連した、もしくは関わった文学運動-->
| debut_works = 『空白のダイヤル』
| notable_works = 『凶弾』
| spouse = <!--配偶者-->
| partner = <!--結婚していない仕事のパートナー（親族など）-->
| children = <!--子供の人数を記入。子供の中に著名な人物がいればその名前を記入する-->
| relations = <!--親族。その中に著名な人物がいれば記入する-->
| production = <!--所属-->
| influences = <!--影響を受けた作家名-->
| influenced = <!--影響を与えた作家名-->
| awards = 第13回[[オール讀物推理小説新人賞]]
| signature = <!--署名・サイン-->
| years_active = <!--活動期間-->
| website = <!--本人の公式ウェブサイト-->
}}
{{読み仮名_ruby不使用|'''福田 洋'''（|ふくだ ひろし、[[|1929年]]（[[昭和]]4年）[[8月1日]] - ）}}は日本の[[推理作家]]、[[ノンフィクション作家]]。別名義に{{読み仮名_ruby不使用|'''桜田 忍'''（|さくらだ しのぶ）}}{{Sfn|紀田|井上|勝又|末吉|1984a|page=510}}。
 
推理小説のほか、実際の犯罪事件を題材としたノンフィクション・ノベルなどを多数執筆している。
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1929年（昭和4年）8月1日、[[大分県]]に生まれる{{sfn|杉江|2000|page=270}}{{sfn|紀田|井上|勝又|末吉|1984b|page=81}}。[[1950年]]（昭和25年）、大分経済専門学校（現・[[大分大学]]）卒業{{sfn|紀田|井上|勝又|末吉|1984b|page=81}}。経済雑誌の出版、不動産会社、クラブなどの経営に従事したのち、40歳を過ぎてから小説の執筆を始める{{sfn|杉江|2000|page=271}}。
 
[[1971年]]（昭和46年）、福田洋名義の短編『空白のダイヤル』が第2回[[サンデー毎日]]新人賞推理小説部門佳作二席となり、『小説サンデー毎日』1971年6月増刊号に掲載され作家デビュー{{sfn|杉江|2000|page=271}}<ref>{{Cite web |和書| url = http://prizesworld.com/prizes/novel/smnw.htm | title = サンデー毎日新人賞受賞作・候補作一覧1-8回 | publisher = [http://prizesworld.com/ 文学賞の世界] | accessdate = 2017-05-24}}</ref>。
 
[[1974年]]（昭和49年）、桜田忍名義の『艶やかな死神』で第13回[[オール讀物推理小説新人賞]]受賞{{sfn|杉江|2000|page=271}}。初期の作品には、「夜の110番」こと私立探偵・月野佳郎を主人公にしたシリーズなどがある{{sfn|杉江|2000|page=271}}。
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他に、女性興信所員の夏川和香（『白い捜査線』1986年、他）や、女刑事の柏木冴子（『殺人者の資格』1986年、他）といったシリーズキャラクターによるトラベル・ミステリーも執筆している{{sfn|杉江|2000|page=271}}。
 
かつては[[日本文藝家協会]]、[[日本推理作家協会]]の会員であった{{sfn|紀田|井上|勝又|末吉|1984b|page=81}}が、2017年現在の両協会の会員名簿には掲載されていない<ref>{{Cite web |和書| url = http://www.bungeika.or.jp/bungeika.htm | title = 日本文藝家協会について | publisher = [http://www.bungeika.or.jp/ 日本文藝家協会] | accessdate = 2017-05-24 }}</ref><ref>{{Cite web |和書| url = http://www.mystery.or.jp/member/ | title = 会員名簿 | publisher = [http://www.mystery.or.jp/ 日本推理作家協会] | accessdate = 2017-05-24 }}</ref>。
 
== 著書 ==
* 『凶弾 瀬戸内シージャック』[[講談社]]、1979年2月 {{国立国会図書館書誌ID|000001405480}} - 題材は[[瀬戸内シージャック事件]]（[[1970年]]）。第24回[[江戸川乱歩賞]]最終候補作。映画『[[凶弾]]』（1982年）の原作。
** 『凶弾 瀬戸内シージャック』講談社〈[[講談社文庫]]〉、1982年6月 ISBN 4{{ISBN2|978-06-136240-24061362406}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001564740}}
* 『強殺 連続八人殺害広域捜査105号事件』講談社、1980年5月 {{国立国会図書館書誌ID|000001458570}} - 題材は[[古谷惣吉連続殺人事件]]（[[1965年]]）。▼
** 題材は[[瀬戸内シージャック事件]]。第24回[[江戸川乱歩賞]]最終候補作。映画『[[凶弾]]』（1982年）の原作。
** 『極刑 女流デザイナー誘拐殺人事件』講談社、1981年4月 {{国立国会図書館書誌ID|000001503310}} - 題材は[[新潟デザイナー誘拐殺人事件]]（1965年）。[[火曜サスペンス劇場]]でドラマ化（1982年11月23日放送）。▼
▲* 『強殺 連続八人殺害広域捜査105号事件』講談社、1980年5月
* 『野獣の刺青（タットゥー） 三菱銀行42時間12分の密室ドラマ!』[[光文社]]〈[[カッパ・ノベルス]]〉、1982年6月 ISBN{{ISBN2|978-4334024727}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001563595}} 4-334-02472-6 題材は[[三菱銀行人質事件]]（[[1979年]]）。▼
** 題材は[[古谷惣吉連続殺人事件]]。
** 『三菱銀行人質強殺事件』[[社会思想社]]〈[[現代教養文庫]]〉、1996年2月 ISBN 4{{ISBN2|978-390-11538-34390115384}}、{{国立国会図書館書誌ID|000002484789}}▼
* 『極刑 女流デザイナー誘拐殺人事件』講談社、1981年4月
* 『贋札 妄執のニセ五千円札事件』講談社、1985年7月 {{ISBN2|978-4062022194}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001756328}} - 題材は[[利-18号事件]]（[[1982年]]）。
▲** 題材は[[新潟デザイナー誘拐殺人事件]]。[[火曜サスペンス劇場]]でドラマ化（1982年11月23日放送）。
* 『連続殺人』[[双葉社]]〈[[フタバノベルス|FUTABA NOVELS]]〉、1986年8月 {{ISBN2|978-4575001532}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001813696}} - 題材は[[勝田清孝事件]]（発覚：[[1983年]]）。
▲* 『野獣の刺青（タットゥー） 三菱銀行42時間12分の密室ドラマ!』[[光文社]]〈[[カッパ・ノベルス]]〉、1982年6月 ISBN 4-334-02472-6
** 『野獣の刺青近畿・東海連続殺人』光文双葉社〈[[光文社双葉文庫]]〉、19821988年8月 {{ISBN2|978-4575501896}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001933541}}
* 『紅の火車』[[双葉社]]〈FUTABA NOVELS〉、1988年7月 {{ISBN2|978-4575002409}}、{{国立国会図書館書誌ID|000001930960}} - 題材は[[富山・長野連続女性誘拐殺人事件]]（[[1980年]]）。
▲** 『三菱銀行人質強殺事件』[[社会思想社]]〈[[現代教養文庫]]〉、1996年2月 ISBN 4-390-11538-3
* 『科学的魔女裁判』[[潮文社]]、1991年8月 {{ISBN2|978-4806312253}}、{{国立国会図書館書誌ID|000002188327}} - 題材は千葉大チフス事件（[[1966年]]）。
** 題材は[[三菱銀行人質事件]]。
* 『にっぽんの仕事型録 上』[[小学館]]〈[[小学館文庫]]〉、1998年9月 ISBN 4{{ISBN2|978-09-416351-44094163513}}、{{国立国会図書館書誌ID|000002734620}}▼
* 『贋札 妄執のニセ五千円札事件』講談社、1985年7月 ISBN 4-06-202219-2
* 『にっぽんの仕事型録 下』小学館〈小学館文庫〉、1998年10月 ISBN 4{{ISBN2|978-09-416352-24094163520}}、{{国立国会図書館書誌ID|000002738635}}▼
** 題材は利-18号事件。
* 『20世紀にっぽん殺人事典』社会思想社、2001年8月 ISBN 4{{ISBN2|978-390-50212-34390502122}}、{{国立国会図書館書誌ID|000003009499}}▼
* 『連続殺人』[[双葉社]]〈[[フタバノベルス]]〉、1986年8月 ISBN 4-575-00153-8
** 『近畿・東海連続殺人』双葉社〈[[双葉文庫]]〉、1988年8月 ISBN 4-575-50189-1
** 題材は[[勝田清孝事件]]。
* 『科学的魔女裁判』潮文社、1991年8月 ISBN 4-8063-1225-8
** 題材は千葉大チフス事件。
▲* 『にっぽんの仕事型録 上』[[小学館]]〈[[小学館文庫]]〉、1998年9月 ISBN 4-09-416351-4
▲* 『にっぽんの仕事型録 下』小学館〈小学館文庫〉、1998年10月 ISBN 4-09-416352-2
▲* 『20世紀にっぽん殺人事典』社会思想社、2001年8月 ISBN 4-390-50212-3
 
その他、100冊以上にのぼる著書がある。
 
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== 関連項目 ==
{{Normdaten|NDL=00100305|CINII=DA05818870}}
 
* [[日本の小説家一覧]]
* [[推理作家一覧]]
{{Normdaten}}
{{デフォルトソート:ふくた ひろし}}
[[Category:20世紀日本の小説家]]
[[Category:日本の推理作家]]
[[Category:20世紀日本のノンフィクション作家]]
[[Category:21世紀日本のノンフィクション作家]]
[[Category:日本の男性著作家]]
[[Category:大分県出身の人物]]
[[Category:大分大学出身の人物]]
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