ノートルダム学院小学校
ノートルダム学院小学校(ノートルダムがくいんしょうがっこう)は、京都府京都市左京区下鴨南野々神町にある私立小学校。
ノートルダム学院小学校 | |
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北緯35度3分4.5秒 東経135度46分20.9秒 / 北緯35.051250度 東経135.772472度座標: 北緯35度3分4.5秒 東経135度46分20.9秒 / 北緯35.051250度 東経135.772472度 | |
国公私立の別 | 私立学校 |
設置者 | 学校法人ノートルダム女学院 |
校訓 | よく祈り、よく学び、持っている力をよく伸ばし、それを使って人に奉仕しよう。 |
設立年月日 | 1954年4月 |
創立記念日 | 12月8日 |
創立者 | マザーテレジア・ゲルハルディンガー |
共学・別学 | 男女共学 |
学期 | 2学期制 |
学校コード | B126310000017 |
所在地 | 〒606-0847 |
京都府京都市左京区下鴨南野々神町1-2 | |
外部リンク | 公式サイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
沿革
編集1954年(昭和29年)4月に、アメリカ・ミズーリ州セントルイスから来日したノートルダム教育修道女会の4人のシスターの尽力と松ヶ崎に住んでいた京都市民の理解と協力により、創立された。
学校の内容
編集生徒数は約770名。1クラスあたり30名程で、各学年4クラスの全24クラス。 なお、1年生1〜4組 2年生5〜8組 6年生21〜24組のようにクラス番号が振り分けられている。
校歌
編集作詞:srメリーアンシラ 作曲:srメリーキャロライン
1.比叡の緑窓に映え 学びに集う徳と知の 園に訪る聖マリア 希望はもえる高らかに われらの母よ あゝノートルダム
2.輝く旭のぼりゆき 学びの庭に仰ぎ見る 聖人(ひじり)の微笑(えみ)にいざわれら 義(ただ)しく生きん純潔(きよら)かに われらの母よ あゝノートルダム
3.青空すみて学舎(まなびや)に 真理(まこと)の道をきわめつつ 平和と愛にみちあふれ われらたたえん高らかに 栄光(さかえ)と誉(ほまれ) 三位(さんみ)の神に
活動
編集上級生が下級生と共に学ぶ、「パートナーシップ」という制度があり、学年の壁がなく、児童の仲が大変よい学校である。それは、毎年5月下旬か6月上旬に開催されるスポーツフェスティバル(運動会)に遺憾なく発揮されている。1年生は、6年生に給食の準備を手伝ってもらう。上級生は、下級生に校舎内の説明や、学校内でのルールを教える。
スポーツフェスティバルでは1-6年生をクラスごとに4つに分けて対抗する。パートⅰからⅳまであり、ⅰは総合の運動会、ⅱは球技大会、ⅲはマラソン大会、ⅳは大縄大会がある。その総合点で年間の優勝を決める。
教育
編集キリスト教の教えに基づき、神を敬い、自分も人も大切にする子供を育むことを目指している。
「読む、書く、話す」という国語力の基礎向上をカリキュラムの中心に据え、週3日読書の時間が必須であり(10分)漢字検定で優秀団体に選ばれるなどの成果があがっている。また、数学検定においても「数検グランプリ」金賞の団体にも選ばれている。そして、読書感想文の大会では、優秀賞に選ばれる生徒もいる。またiPadなどによるプログラミング教育や英語教育も早くから始めている。英語教育は1年生からあり、毎日何らかの形で英語に触れさせることで英語感覚を養っている。
校外学習
編集「山の家学習」というものもあり、30周年記念で建設された「ノートルダム山の家」(滋賀県途中)で、自然と触れ合う学習をする。4年生では、稲刈り等の体験を通じて、お米の大切さを考える。
修学旅行
編集秋には、6年生が「ディスカバリー」というものに参加する。これは、日本各地に訪れてその地域のことを学ぶ、修学旅行のようなものである。2024年現在は、壱岐、大分、北九州、長崎コースの四つのコースに分かれている。
スキー学習
編集冬になると、箱館山スキー場に、1、2、3年生が向かう。また、4年生は長野県の湯ノ丸高原へ向かう。3、4年生は合宿として行われる。
遠泳合宿(廃止)
編集1995年頃から始まっており、最初の5年生は琵琶湖で泳ぎ、次は三重県の浜島で泳ぎ、最終的に兵庫県の日本海奥城崎ビーチに泳ぎに行った。5年生の遠泳合宿は2024年に温暖化等の影響により無くなった。
テスト
編集この学校では、計算大会、漢字大会、文章題大会、学年テストが、毎年行われる。学年テストは最も難関であり、1〜5年生は年1回、6年生が年に2回行われる。また、実用数学技能検定や、日本漢字能力検定なども受検する。
プール
編集50周年記念で建設されたプールは、三菱重工業神戸造船所が施工したものであり、プール床が上下に可動する優れたものである。
このプールの床を155cmまで下げることで5年生に実施される遠泳に向けた訓練を行い、最低1km以上または30分以上の遠泳を達成し、児童に「目的を達成する喜び」を体験させる教育を学校と保護者が手を携えて実践している。