アミタヴ・ゴーシュ
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アミタヴ・ゴーシュ Amitav Ghosh | |
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アミタヴ・ゴーシュ(2007) | |
現地語名 | অমিতাভ ঘোষ |
誕生 |
1956年7月11日(68歳) コルカタ |
職業 | 小説家 |
国籍 | インド |
ジャンル | フィクション、歴史小説 |
代表作 | The Hungry Tide (2004), Sea of Poppies (2008) |
配偶者 | デボラ・ベイカー |
公式サイト | http://www.amitavghosh.com/ |
ウィキポータル 文学 |
アミタヴ・ゴーシュ(Amitav Ghosh, অমিতাভ ঘোষ、1956年7月11日 - )はベンガル系インド人の英語作家。現在は妻子と共にブルックリン在住。2007年インド政府よりパドマ・シュリー勲章を授与される[1]。
略歴
[編集]アミタヴ・ゴーシュはコルカタに生まれ、ドゥーン・スクール、セント・ステファン大学、デリー大学で学び、そしてオックスフォード大学セント・エドムンド・カレッジで社会人類学の博士号を取得した[2]。
妻デボラ・ベイカーは、詩人ローラ・ライディングの伝記を発表した作家であり、またリトル・ブラウン・アンド・カンパニーの編集者を務めている。ゴーシュはニューヨーク市立大学クイーンズ校において、比較文学のディスティングイッシュト・プロフェッサーの職に就き、2005年からはハーバード大学英語学部の客員教授を務めた。近年ゴア州の不動産を購入し、インドへの帰国も行っている。現在は3部作を執筆中。
特徴
[編集]もっとも新しい作品である Sea of Poppies は阿片戦争以前に舞台をおいたエピック・サーガであり、東洋の植民地支配の歴史に視点をあてている。ゴーシュの作品はポストコロニアル理論的であると評される強いテーマを持ち、一方で歴史小説とも分類されている。彼の主題はユニークかつ個人的なもので、彼の作品の魅力は深刻なテーマに「インド-ノスタルジック」な要素を織り込む所に見いだされる。2010年ダン・デイヴィッド賞受賞。
邦訳作品
[編集]- 『シャドウ・ラインズ―語られなかったインド』井坂理穂 訳 而立書房、2004.5
- 『カルカッタ染色体』伊藤真 訳 DHC 2003.6
- 『ガラスの宮殿』小沢自然・小野正嗣 訳 新潮社〈新潮クレスト・ブックス〉、2007.10
- 『大いなる錯乱 気候変動と〈思考しえぬもの〉』三原芳秋, 井沼香保里 訳 以文社、2022.10
- 『飢えた潮』岩堀兼一郎 訳 未知谷、2023.4
作品
[編集]フィクション
[編集]- The Circle of Reason (1986) - 1990年メディシス賞外国小説部門受賞[3]
- シャドウ・ラインズ——語られなかったインド (The Shadow Lines 1990) - インドで最も権威のある文学賞、サーヒトヤ・アカデミー賞を受賞[4]
- カルカッタ染色体 (The Calcutta Chromosome 1995) - 1997年アーサー・C・クラーク賞受賞[5]
- ガラスの宮殿 (The Glass Palace 2000)
- The Hungry Tide (2004)
- Sea of Poppies (2008) - 2008年ブッカー賞ショートリスト[6]
ノンフィクション・エッセイ
[編集]- In an Antique Land (1992)
- Dancing in Cambodia and At Large in Burma (1998)
- The Imam and the Indian (2002)
- Incendiary Circumstances (2006)
脚注
[編集]- ^ http://india.gov.in/hindi/myindia/Padma%20Awards.pdf
- ^ http://www.inlaksfoundation.org/Inlaks-Alumni-List.asp?sb=Anthropology&currpage=1&sort=subj&stat=old
- ^ http://www.hindu.com/2008/05/24/stories/2008052461680200.htm
- ^ http://www.indiapicks.com/Literature/Sahitya_Academy/SA_English.htm
- ^ http://www.clarkeaward.com/index.php?view=article&catid=34%3APrevious+Winners&id=59%3A1997+Winner&option=com_content&Itemid=58
- ^ http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7606147.stm