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ジェサリン・ギルシグ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジェサリン・ギルシグ
Jessalyn Gilsig
Jessalyn Gilsig
2009年
本名 Jessalyn Sarah Gilsig
生年月日 (1971-11-30) 1971年11月30日(53歳)
出生地 ケベック州モントリオール
国籍 カナダの旗 カナダ
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ジェサリン・ギルシグ(Jessalyn Gilsig、1971年11月30日 - )は、カナダ女優である。代表作はTVシリーズ『ボストン・パブリック』と『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』である。また、『NYPDブルー』や『プリズン・ブレイク』などにも出演している。

人物

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ケベック州モントリオール出身で、母は作家兼翻訳家で、父はエンジニア[1] 。 12歳のころから俳優業を始めた。高校は、モントリオールの下町にある女子高に通った。ハーバード大学のアメリカン・レポートリー・シアター(en:American Repertory Theater)で学び、1983年から、英文学士号を取得する93年まで、マギル大学で学んだ[2]。 2002年、高校時代から付き合っていた映画プロデューサーであるボビー・サロモンとハリウッドに移り、2005年1月1日に結婚。ジェサリンの父方がユダヤ系であり、サロモンもユダヤ教徒であったため、結婚式はユダヤ教の伝統にのっとったものになった[3] 。 2人の間に一女をもうけたが、2人は2009年から別居中であり[4][5][6][7]、2010年には離婚手続きを開始した [8]

俳優としての経歴

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彼女は声優として、俳優のキャリアをスタートさせ、『キャメロット』といったアニメ作品に出演した。2000年には、『ボストン・パブリック』のローレン・デイヴィス役で初めてメインキャストを演じた。

1995年にニューヨークに移り、オフ・ブロードウエイの舞台に立つ。また、カナダのテレビシリーズ等にも出演するようになる。

2000年代に入ってから『ボストン・パブリック』や『NIP/TUCK マイアミ整形外科医』といったアメリカの人気ドラマに出演するようになる。2009年には『Glee』に出演、ウィル・シュースターの妻を演じて、全米映画俳優組合賞アンサンブル演技賞(コメディ部門)を受賞。

出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1989 ジャックナイフ
Jacknife
ガールフレンド
1998 モンタナの風に抱かれて
The Horse Whisperer
ルーシー
魔法の剣 キャメロット
Quest for Camelot
Kayley 声の出演
1999 アイリスの秋
A Cooler Climate
キャリー テレビ映画
2004 ラフ・ショット
Chicks with Sticks
ポーラ
2007 デイ・アフター 首都水没
Flood
サム
エアポート'08
Destination: Infestation
キャロライン・ロス テレビ映画
2008 プロムナイト
Prom Night
カレン・ターナー
2009 ステップファーザー/殺人鬼の棲む家
The Stepfather
ジュリー・キング

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1991-1992 Young Robin Hood Gertrude of Griswald 26エピソード
声の出演
1998 ハイテク武装車バイパー
Viper
アリッサ シーズン3 第9話 "Family Matters"
1999 7デイズ/時空大作戦
Seven Days
カーラ・ボイルズ シーズン1 第12話 "Last Card Up"
超感覚刑事ザ・センチネル
The Sentinel
RJシャノン シーズン4 第6話 "The Real Deal"
ザ・プラクティス ボストン弁護士ファイル
The Practice
ジェニファー 2エピソード
2000 スヌープス
Snoops
スザンヌ・シヴァーズ 2エピソード
2000-2002 ボストン・パブリック
Boston Public
ローレン・デイヴィス 44エピソード
2003 WITHOUT A TRACE/FBI 失踪者を追え!
Without a Trace
ホイットニー・リダー シーズン2 第3話 "フィアンセの素顔"
2003-2008 NIP/TUCK マイアミ整形外科医
Nip/Tuck
ジーナ・ルッソ 17エピソード
2004 NYPDブルー
NYPD Blue
ケリー・ロンソン刑事 5エピソード
2005 プリズン・ブレイク
Prison Break
リサ・リックス 4エピソード
2006 ロー&オーダー
Law & Order
アンジェラ シーズン16 第13話 "心の闇"
2007-2008 HEROES
Heroes
メレディス・ゴードン 10エピソード
Friday Night Lights シェリー・ヘインズ 6エピソード
2008 CSI:ニューヨーク
CSI: NY
ジョーダン・ゲイツ 3エピソード
XIII
XIII
キム ミニシリーズ
2009-2012 Glee
glee
テリ・シュースター 45エピソード
2012 続ハリーズ・ロー 裏通り法律事務所
Harry's Law
ブリアナ・マーシュ シーズン2 第18話 "残酷なリアリティ"
2013 グッド・ワイフ
The Good Wife
ジャニー シーズン4 第17話 "死因審問"
ヴァイキング 〜海の覇者たち〜
Vikings
シギー・ハロルドソン 9エピソード
2016 スキャンダル 託された秘密
Scandal
ヴァネッサ・モス 5エピソード
2022 1923
1923
ビバリー・ストラフォード ゲスト

脚注

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  1. ^ Jessalyn Gilsig Biography (1971-)
  2. ^ “Grateful for a Gleeful gig”. McGill News. (May 19, 2010). http://publications.mcgill.ca/mcgillnews/2010/05/19/grateful-for-a-gleeful-gig/ May 19, 2010閲覧。 
  3. ^ “Glee Star Jessalyn Gilsig Files for Divorce”. People. (October 13, 2010). http://www.people.com/people/article/0,,20433935,00.html October 15, 2010閲覧。 
  4. ^ “Glee Star Jessalyn Gilsig Files for Divorce”. People. (10/13/2010). http://www.people.com/people/package/article/0,,20413595_20433935,00.html 2013年7月12日閲覧。 
  5. ^ “Glee Star Jessalyn Gilsig Files for Divorce”. US Weekly. (OCTOBER 13, 2010). http://www.usmagazine.com/celebritynews/news/glee-star-jessalyn-gilsig-files-for-divorce-20101310 2013年7月12日閲覧。 
  6. ^ “‘Glee’ Star Jessalyn Gilsig Files for Divorce!”. WhyFame. (October 13th, 2010). http://gossip.whyfame.com/glee-star-jessalyn-gilsig-files-for-divorce-7462 2013年7月12日閲覧。 
  7. ^ “Glee Star's Marriage Hits Sour Note”. E! Online. (Oct. 13, 2010). http://au.eonline.com/uberblog/b205423_glee_stars_marriage_hits_sour_note.html 2013年7月12日閲覧。 
  8. ^ 「Glee」ウィルの元妻役ジェサリン・ギルシグ、私生活でも離婚へ”. AXNニュース (2010年10月14日). 2010年12月14日閲覧。

外部リンク

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