ピクニック (バンド)
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ピクニック | |
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基本情報 | |
出身地 |
ソビエト連邦 ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国レニングラード |
ジャンル | プログレッシブ・ロック |
活動期間 | 1978年 | –現在
公式サイト | 公式ウェブサイト |
ピクニック (ロシア語: Пикник) は、ロシアのロックバンドである。
概要
[編集]セルゲイ・オメリニチェンコ、エフゲニー・ヴォロシュク、アレクセイ・ドビチン、エドムント・シュクリャルスキーによって1978年にソビエト連邦のレニングラードで結成。彼らの初期の曲のいくつかはポーランド語であった。
プログレッシブ・ロックなどの要素を取り入れた前衛的な演奏スタイルが特徴で、1980年代前半から2022年までに20枚以上のアルバムを発表するなど、40年以上活動しており、幅広い世代の人気を集めている[1]。
2016年、ロシアによるクリミアの併合後にクリミア半島でライブを行ったことを理由に、ウクライナでのライブを禁止された[2][3][4]。
2024年3月22日、クロッカス・シティ・ホールでのコンサート開始前にモスクワ郊外コンサート会場銃乱射事件が発生。コンサートは中止となり、公式サイトにメッセージが掲載された[5]。
メンバー
[編集]現在のメンバー
- エドムント・シュクリャルスキー - ボーカル、ギター、キーボード (1978-1979, 1981-)
- レオニード・キルノス - ドラム、パーカッション (1982-1984, 1987-)
- マラト・コルチェマニ - バック・ボーカル、ベース (2003-)
- スタニスラフ・シュクリャルスキー - キーボード (2007-)、セルゲイ・ヴォロニン (1984-2006) に代わって加入。
過去のメンバー
- アレクセイ・ドビチン - ボーカル (1978-1983)
- エフゲニー・ヴォロシチュク - ベース (1978-1984, 1985)
- セルゲイ・オメリニチェンコ - ギター、ボーカル (1978-1981)
- ニコライ・ミハイロフ - フルート、サクソフォーン (1978-1981)
- アレクサンダー・マツコフ - ドラム (1978)
- アレクサンダー・コンドラスキン - ドラム (1978-1979, 1980)
- ユーリ・ダニロフ - フルート、クラリネット (1979-1981)
- アレクサンダー・エフセーフ - ドラム (1979)
- ニコライ・コルジニン - ドラム (1979-1980)
- ピーター・トロシチェンコフ - ドラム (1980-1981)
- パベル・コンドラテンコ - キーボード (1980)
- アレクセイ・マルコフ - キーボード (1980)
- ミハイル・パナエフ - ボーカル (1980-1981)
- アレクサンダー・サヴェリエフ - ギター、エンジニア (1981-1990)
- シャリフジャン・アブドゥロフ - ドラム (1981)
- アリ・バフティヤロフ - ドラム (1981-1983)
- ヴィクトル・モロゾフ - ドラム (1982)
- ワディム・レバニゼ - キーボード (1983)
- セルゲイ・シェペル - ギター (1983)
- ウラジミール・シゾフ - ベース (1984、1989-1990)
- ヴィクトル・セルゲイエフ - キーボード (1984)
- セルゲイ・ヴォロニン - キーボード (1984, 1986-2006)
- アレクサンダー・フェドロフ - ドラム (1984)
- ヴィクトル・エフセーエフ - ベース、バック・ボーカル (1985-1988、1990-1996)、キーボード (2007)[6]
- ユーリ・クリュチャンツェフ - キーボード、サクソフォーン、パーカッション (1986-1988, 1990-1996)
- ワディム・ポノマレフ - ドラム (1986-1987)
- アンドレイ・メルチャンスキー - ギター (1990-1994)
- アレクサンダー・ロキン - ベース、バック・ボーカル (1996-1999)
- スヴャトスラフ・オブラスツォフ - ベース、バック・ボーカル (1999-2003)[7]
ディスコグラフィー
[編集]- Dym (1982) (lit. Smoke, Rus. Дым)[8]
- Tanetz Volka (1984) (Wolf's Dance, Танец волка)[8]
- Iyeroglif (1986) (Hieroglyph, Иероглиф)
- Rodom Niotkuda (1988) (Born Nowhere, Родом ниоткуда)
- Kharakiri (1991) (Харакири)[9]
- Nemnogo Ognya (1994) (A Bit of Fire, Немного огня)
- Vampirskiye Pesni (1995) (Vampire Songs, Вампирские песни)
- Zhen-Shen (1996) (Ginseng, Жень-Шень)
- Steklo (1997) (Glass, Стекло)[10]
- Pit Electrichestvo (1998) (To Drink Electricity, Пить электричество)
- The Best (compilation) (1998)
- Egiptyanin (2001) (Egyptian, Египтянин)[11]
- Fioletovo-Cherny (2001) (compilation) (Violet and Black, Фиолетово-чёрный)
- Nastoyashchiye Dni 1982–1992 (compilation) (2002) (Actual Days, Настоящие дни)
- Smutniye Dni 1992–2002 (compilation) (2002) (Days Obscure, Смутные дни)
- Chuzhoy (2002) (Alien, Чужой)
- Govorit i Pokazyvayet (2003) (Tells and Shows, Говорит и показывает)
- Tribute (Piknik songs performed by other artists) (2003) (Трибьют)[12]
- Ten Vampira (with Vadim Samoylov from Agatha Christie) (2004) (Shadow of Vampire, Тень вампира)
- Korolevstvo Krivykh (2005) (Kingdom of the Crooked, Королевство кривых)
- Novoyegipetskiye Pesni (remixes of old songs) (2005) (New-Egyptian Songs, Новоегипетские песни)
- Mrakobesiye i Dzhazz (2007) (Obscurantism and Jazz, Мракобесие и джаз)[13]
- Zhelezniye Mantry (2008) (Iron Mantras, Железные мантры)
- Teatr Absurda (2010) (Theatre of Absurd, Театр абсурда)[14]
- Tri Sudby (2011) (The Three Fates, Три судьбы)
- Pevets Dekadansa (2012) (The Chanter of Decadence, Певец декаданса)[15]
- Chuzhestranets (2014) (Stranger, Чужестранец)[16]
- Iskri i Kankan (2017) (Sparks and Cancan, Искры и канкан)[17][18]
- V rukax velikana (2019) (In the hands of giant, В руках великана)
- Veselyi i zloi (2022) (Cheerful and evil, Весёлый и злой)[19]
脚注
[編集]- ^ “公演予定のバンドは40年以上活動、前衛的な演奏 モスクワ銃乱射”. 毎日新聞. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “Музыканты группы "Пикник": "нам плевать на санкции"” (Russian). РИА Крым (13 August 2016). 20 July 2017閲覧。
- ^ “Знаменитые российские рокеры приехали в оккупированный Крым "поплевать на санкции": появилось видео” (Russian). news.online.ua (15 August 2016). 20 July 2017閲覧。
- ^ “United Nations A/RES/68/262 General Assembly”. United Nations (1 April 2014). 24 April 2014閲覧。
- ^ “公演予定のバンドは40年以上活動、前衛的な演奏 モスクワ銃乱射”. 毎日新聞. 2024年3月23日閲覧。
- ^ “Пикник: состав новый, лица знакомые!”. 2018年11月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年5月18日閲覧。
- ^ Андрей Бурлака. “Лабиринт”. rock-n-roll.ru. 2016年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年11月19日閲覧。
- ^ a b “Виниловые пластинки группы «Пикник»: все издания” (ロシア語). Репродуктор.Net. (2012年3月14日). オリジナルの2017年11月7日時点におけるアーカイブ。 2017年11月4日閲覧。
- ^ “Информация с буклета CD «Полная История. Харакири» (2004)”. (2010年12月26日)
- ^ “История в картинках (1997)” (ロシア語). 2015年6月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年1月5日閲覧。
- ^ Андрей Бурлака (2015). Рок-энциклопедия. Популярная музыка в Ленинграде – Петербурге. 1965–2005. 3. Litres. ISBN 9785457851337
- ^ “Трибьют свершился…”. piknik.info. 2012年2月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月1日閲覧。
- ^ “Мракобесие и джаз”. Совершенно конкретно. 2008年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月12日閲覧。
- ^ “Пикник записывает новый альбом”. 2012年11月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年3月27日閲覧。
- ^ Дмитрий Прочухан (2013年). “Пикник: Певец декаданса”. NEWSmuz. 2022年2月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年2月28日閲覧。
- ^ “Официальный сайт группы "Пикник"”. 2014年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月7日閲覧。
- ^ “«Искры и Канкан»: «Пикник» выпустил новый альбом в день рождения Шклярского // С.Корунный, Moika78.ru”. 2019年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月24日閲覧。
- ^ “История альбома «Искры и канкан» (2017”. 2019年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月30日閲覧。
- ^ Денис Ступников (2022年10月14日). “Пикник «Весёлый и злой»”. KM.RU. 2022年10月16日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト (ロシア語)