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メスシリンダー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
250ミリリットルのメスシリンダー
台座が取り外せるタイプ。上方の環は転倒時破損防止環

メスシリンダー: Messzylinder: Graduated cylinder)は、液体の体積を量るために用いられる縦に細長い円筒形の容器である[1]ガラスプラスチックで作られており[2]、転倒を防ぐ広い底板と注ぎ口をもつ。固体や気体の体積も計ることができる[2]

理化学実験で使用されるが、メスシリンダーの目盛りで量れる体積はおおよその値なので[2]、正確な計量を要する分析実験などを行う際にはビュレット、またはホールピペットメスフラスコを用いらなければならない[2]

メスシリンダーで測る際には、水平な台の上にて目と液面を同じ高さにする[2]。ただし、メニスカスの凹面の最下部を読み取らなければならない[1][2](液体によっては凸面の最高部を読み取る場合もある)。

脚注

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  1. ^ a b メスシリンダー カスタムA”. 柴田科学. 2024年12月17日閲覧。
  2. ^ a b c d e f メスシリンダー”. 理科ねっとわーく. 国立教育政策研究所. 2022年2月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月17日閲覧。

関連項目

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