「UUUM=マネジメント会社」というイメージの先へ 多様なキャリアを形成できる“UUUMの新卒採用”の現在地

YouTubeを舞台に活躍するクリエイター支援の分野で成長を続けるUUUM。近年ではクリエイターマネジメントだけでなく、インフルエンサーの影響力を生かした新たな広告事業の立ち上げなど、さらなる成長に向けて挑戦を続けている。
エンタメ業界に憧れる学生にとってUUUMは魅力的な企業だが、一方で”クリエイターマネジメントのみの会社”だと捉えられることも少なくない。ただ、同社 人事ユニット 新卒採用担当の節安理氏、人事ユニット統括補佐の山部幹周氏に話を聞くと、社員のうちクリエイターマネジメントに関わるのはわずか2割弱で、さまざまな職種のスタッフが活躍しているのだという。そこで今回はUUUMが 新卒採用で求める人物像やマインド、実際の働き方をはじめとした「UUUMならではのキャリアパス」について語ってもらった。
活躍できるフィールドを切り拓く。UUUMで実現する“自分らしいキャリア”
ーーまずはお二人の自己紹介と採用担当として関わっている領域について教えてください。

節安理(以下、節):前職は株式会社MIXIで広く採用業務に従事した後、昨年5月にUUUMへ入社し、新卒採用を担当しています。UUUMは若い方々に広く知られている会社かもしれませんが、実際の仕事内容やキャリアの可能性については、まだまだ見えにくい部分があると感じています。そのため、UUUMのリアルな仕事やキャリアパスについてお伝えするために、学生のみなさんと向き合いながら「これからのUUUMを創造する人材の発掘」に取り組んでいます。

山部幹周(以下、山部):前職はカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社で、10年以上にわたって店舗運営や新規事業の開発を経験後、人事として蔦屋書店やスターバックス事業の採用・制度設計などを経験しました。その後、大企業の環境から新たな挑戦を求めてUUUMへ転職したのですが、その当時はまだ人事体制が整備されていなかったので、教育や制度設計、労務の仕組みづくりなど人事領域全般の環境整備に取り組んできました。
ーーUUUM=動画クリエイターのマネジメントを務める「バディ」のイメージが強いですが、実際はどのような職種があるのでしょうか?
節:UUUMといえば、クリエイターマネジメントのイメージが強いかもしれませんが、バディ業務にあたる社員は全社の2割程度です。
その他にも、企業との共創文脈で国内外のクライアントを問わずタイアップを仕掛けにいくマーケティング領域では、約90名ほど在籍しており、タイアップにおけるキャスティングや制作進行のプロフェッショナルであるディレクションの領域には約20名ほどが在籍しています。
「ボンボンTV」や「ポケるんTV」といった自社チャンネルの運営を担うメディア開発の領域では約30名ほど、グッズ制作を手がける子会社のP2C Studioには約60名ほどの社員が活躍しています。
また、昨年10月には従来のYouTube企業タイアップ広告にとどまらず、インフルエンサーの影響力を活かした新しい広告のかたちを模索する「広告事業開発」という新しい領域が発足しました。この領域は最近になって長期インターンの募集を開始するなど、組織規模が拡大しつつあるところです。
その他にも、映像制作のプロフェッショナルであるクリエイティブ領域や、各イベント制作を仕掛けるライブエンタテイメント領域など、UUUMがカバーする範囲は非常に広く、包括的にエンターテインメントをプロデュースする体制が構築されています。
ーー入社後のキャリア形成ついてお伺いしたいのですが、どのようなステップを歩む方が多いでしょうか?
節:キャリアの進み方は個人の志向や希望によって大きく変わる「自由度の高い環境」になっています。会社としてジョブローテーションなどの制度はとくに設けていません。同じ部署で長く経験を積む社員もいる一方で、普段の業務に関わるうちに新たな興味が生まれ、キャリアチェンジをしていく社員もいます。
たとえば、バディを経験したあとにマーケティングへ移るケースや、その逆のパターンもありますし、人事からイベント制作領域に異動するケースもあるなど、キャリアの選択肢は非常に柔軟だと思っています。
会社として決まったキャリアのかたちがないからこそ、自分で道を切り拓いていける柔軟な環境になっています。