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ふたりだけの窓

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『ふたりだけの窓』
ジョージ・マーティン・オーケストラサウンドトラック
リリース
録音 1966年11月 - 12月
ジャンル シンフォニック・ロック
時間
レーベル
プロデュース ジョージ・マーティン
専門評論家によるレビュー
ポール・マッカートニー 年表
-
  • ふたりだけの窓
  • (1967年 (1967)
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ふたりだけの窓』(英語: The Family WayThe Family Way (Original Soundtrack Album))は、1966年に公開された同名映画サウンドトラック。イギリスでは1967年1月6日、アメリカでは1967年6月12日に発売された。

プロデュースと編曲はジョージ・マーティンが担当しており、アーティスト名は「ジョージ・マーティン・オーケストラ」とクレジットされている[2]。1966年12月23日にA面に「Love in the Open Air」、B面に「Theme from 'The Family Way'」を収録した7インチシングル盤が発売された。

本作は、1967年にアイヴァー・ノヴェロ賞を受賞。

解説

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ポール・マッカートニージョージ・マーティンは、ビートルズのアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』制作開始前の1966年11月より本作の共同作業を開始[3]。マッカートニーは短いピアノの楽曲を作曲し、マーティンがそれを何種類ものアレンジを施し、総演奏時間24分のサウンドトラックを制作した[4]

マッカートニーは当初本作に対して熱心であったが、後にスランプに陥り制作は難航[5]。これにより、レコーディングの開始が12月15日に遅延した[5]。本作のセッションは、ロンドンにあるCTS Studiosで3日にわたって行なわれ[4]、ジョージ・マーティン・オーケストラのメンバーとして、ヴァイオリニストネヴィル・マリナーとレイモンド・キーンリーサイド、ヴィオラ奏者のジョン・アンダーウッド、チェロ操作のジョイ・ホールらが参加[4]。この他にもパイプオルガンチューバを外部ミュージシャンが演奏している[6]

2003年に本作のモノラル盤がCDで発売され、2011年にVarese Vintageより新たにリマスタリングが施されて発売。ボーナス・トラックに「Theme from The Family Way」の未発表ステレオ・ミックスが追加収録された。

収録曲

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SIDE A
  1. The Family Way
SIDE B
  1. The Family Way

2011年再発盤

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  1. Cue 2M1 / 2M4
  2. 5M1 / 11M3
  3. 6M4 / 7M2
  4. 6M2 / 1M2
  5. 10M1 / 6M3 / 4M1 / 1M3 / 1M4
  6. Love in the Open Air (7M3)
  7. 2M5
  8. 1M1
  9. 7M1
  10. 11M1 / 11M2 / 10M3 / 8M1
  11. 12M1
  12. 13M1
  13. 13M2
  14. Theme from The Family Way

脚注

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出典

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  1. ^ Male, Andrew (January 2012). “Soundtracks: Paul McCartney The Family Way”. Mojo (Bauer Media Group): p. 93 
  2. ^ Castleman, Harry; Podrazik, Walter J. (1976). All Together Now: The First Complete Beatles Discography 1961–1975. New York, NY: Ballantine Books. p. 61. ISBN 0-345-25680-8. https://archive.org/details/alltogethernowfi0000cast/page/61 
    - Miles, Barry (2001). The Beatles Diary Volume 1: The Beatles Years. London: Omnibus Press. p. 253. ISBN 0-7119-8308-9 
  3. ^ Sounes, Howard (2010). Fab: An Intimate Life of Paul McCartney. London: HarperCollins. p. 158. ISBN 978-0-00-723705-0 
  4. ^ a b c Turner, Steve (2016). Beatles '66: The Revolutionary Year. New York, NY: Ecco. ISBN 978-0-06-247558-9 
  5. ^ a b Womack, Kenneth (2018). Sound Pictures: The Life of Beatles Producer George Martin – The Later Years, 1966–2016. Chicago, IL: Chicago Review Press. ISBN 978-0-912777-74-0 
  6. ^ Turner, Steve (2016). Beatles '66: The Revolutionary Year. New York, NY: Ecco. ISBN 978-0-06-247558-9 

外部リンク

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