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クリストファー・ロイド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリストファー・ロイド
Christopher Lloyd
Christopher Lloyd
2023年
本名 Christopher Allen Lloyd
別名義 Chris Lloyd
生年月日 (1938-10-22) 1938年10月22日(86歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 コネチカット州スタンフォード
身長 185cm
職業 俳優声優コメディアン
ジャンル 映画テレビドラマ
活動期間 1961年 -
配偶者 ジェーン・ウォーカー・ウッド(1992年 - )
主な作品
映画
カッコーの巣の上で
メル・ブルックスの大脱走
スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!
バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズ
ロジャー・ラビット
アダムス・ファミリー』シリーズ
風と共に去る20ドル!?
アイム・ノット・シリアルキラー
Mr.ノーバディ
僕を育ててくれたテンダー・バー
テレビドラマ
『TAXI』
受賞
エミー賞
主演男優賞(ドラマシリーズ部門)
1992年アボンリーへの道
助演男優賞(ミュージカル・コメディシリーズ部門)
1982年Taxi
1983年『Taxi』
その他の賞
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クリストファー・ロイド(Christopher Lloyd, 1938年10月22日 - )は、アメリカ合衆国コネチカット州スタンフォード生まれの俳優。"ドク"ことエメット・ブラウン博士を演じた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の大ヒットで世界的に有名になった。

来歴

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生い立ち

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高校時代

1938年歌手の母親と弁護士の父親の下、コネチカット州スタンフォードに生まれ、高校卒業まではそこで過ごす。

役者としてのキャリアは14歳のころからで、19歳になるとニューヨークへ移り、ネバーフッド・プレイハウスにてサンフォード・マイズナーに師事。しばらくしてからブロードウェイデビューを果たすと、『真夏の夜の夢』や『ハッピーエンド』などのミュージカルや戯曲に出演し、キャリアを積んでいく。

映画デビュー

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最初にメジャー・スクリーンに登場したのは、ジャック・ニコルソン主演、ミロス・フォアマン監督の『カッコーの巣の上で[1]。同作品では、もともと舞台において同じ役柄を演じており、それが高い評価を得たことにより映画にも出演することになった。

その後も人気シリーズ『スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!』でクリンゴン人艦長クルーグを演じる等着々とキャリアを重ねたが、特に"ドク"ことエメット・ブラウン博士を演じた『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の大ヒットで、日本を含め世界的に有名になった。この役柄ではサターン賞にもノミネートされた。また、マイケル・J・フォックスとは多数のイベントなどで携わることが多くなった[2]。同作は当初エリック・ストルツ主演で6週間の撮影が進んでおり、フォックスに交代した後、ロイドは同じ演技をもう一度やり直すことになった[3]

アメリカ本国ではドク役以外にもジャド・ハーシュ主演の人気シットコム『タクシー (原題:Taxi)』に登場する元ヒッピーのジム・イグナトウスキー役でも有名。同役では二度のエミー賞に輝き、番組内では若き日のトム・ハンクスとも共演している。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』以来、しばらくロバート・ゼメキス監督作品の常連として『バック・トゥ~』の3部作すべてに加え、『ロジャー・ラビット』や『世にも不思議なアメージング・ストーリー (「真夜中の呪文」:ゼメキス監督の一編)』などに登場した。

90年代初期に出演したバリー・ソネンフェルド監督の『アダムス・ファミリー』シリーズのフェスター・アダムス役も当たり役となり、ラウル・ジュリア演じるゴメズ・アダムスの奇怪で不気味な風貌の兄をユーモラスに演じた。日本でも同作品は大ヒットを記録。『バック・トゥ~』で共演した盟友のマイケル・J・フォックスリー・トンプソンらとは同作以外の映画やテレビでも共演している。

1994年に出演した『風と共に去る20ドル!?』ではインディペンデント・スピリット賞を受賞。

2000年代

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2007年にアメリカのマイクロソフトのCMで再び、“ドク”ことエメット・ブラウンを演じた。

2008年には舞台ハリウッドコダック・シアターにおいて『クリスマス・キャロル』のスクルージ役を演じ、ジョン・グッドマンと息の合ったコンビを見せた。

2010-2011年にかけてTelltale Gamesから発売されたアドベンチャーゲームBack to the Future: The Game』に声の出演をし、声優として再び“ドク”役を演じた。

2010年代

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2022年のニューヨーク・コミコンにて、マイケル・J・フォックスと対談

2011年にGarbarino、アルゼンチン社のCMにエメット・ブラウンとして出演。同時にCM撮影のためだけにデロリアンを一晩だけアルゼンチンに空輸する。内容はドクが1985年からタイムトラベルをしてアルゼンチンのAv. CabildoにあるGarbarinoに電化製品を買いに来るというもの。前後の演出などBGMがリアル[4]。また同年、ナイキが『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で使用されたモデルのシューズを限定販売したことに伴い、その宣伝用映像でもエメット・ブラウンを演じた[5]

2015年10月21日(劇中でマーティとドクがタイムトラベルをした日)、『ジミー・キンメル・ライブ!』のコーナーにマイケル・J・フォックスとともにデロリアンに乗って登場。ドクを演じ、映画と実際の2015年の様々な違いに驚くというショーを行った。

私生活

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カリフォルニア州の高級住宅地であり、ハリウッドの著名人が多く居を構えていることで知られるモンテシトに邸宅を構えていたが、2008年11月13日(現地時間)に発生した山火事の延焼により、同11月14日(現地時間)に自宅が全焼してしまう被害を受けた。

1959年に最初の結婚をするが、1971年に離婚。その後も結婚と離婚を2度繰り返し、1992年に現在の妻と再婚している。非常にシャイで公の場にはめったに姿を見せず、またインタビューなども一切受けない俳優として知られる。ただ1990年来日した際には、日本のワイドショーに出演し林家こぶ平(現・正蔵)らと共演。通訳を介してアナウンサーらによる質疑に答えた。アメリカのテレビ作家の「Christopher Lloyd」とは同姓同名で別人である。

来日

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前述にもあるが1990年に『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』のプロモーションで来日し『銭形平次』の撮影現場を見学しに京都太秦を訪れている。主役の北大路欣也十手の使い方をさかんにたずねたり、役者と記念撮影を行うなどの交流が行われた。役者として同作に参加していた三波豊和はロイドを「知的で穏やか」な人物だったと評している[6]2012年、ハリウッド・コレクターズ・コンベンションへ出席するため再来日した[7]。更に2022年11月25日(金)~2022年11月27日(日)の東京コミコン2022では、ステージ出演の他にファンとの撮影会サイン会も行った。普段は映画ドラマなどの作品出演以外では公の場に姿を見せないため、撮影会やサイン会の実施は日本のファンにとっては極めて貴重な機会となる。

フィルモグラフィ

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映画

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題名 役名 備考 日本語吹替
1975 カッコーの巣の上で
One Flew Over The Cuckoo's Nest
テイバー
1977 続・男と女
Un autre homme, une autre chance
ジェシー・ジェームズ クレジットなし
インディ・キッド
Three Warriors
スティーヴ
1978 ゴーイング・サウス
Goin' South
トウフィールド
1979 プロフェッショナル7
The Fantastic Seven
スキップ・ハートマン テレビ映画
新・明日に向って撃て!
Butch and Sundance: The Early Days
ビル・トッド・カーヴァー 伊井篤史
赤いドレスの女
The Lady in Red
フロッグノーズ
オニオン・フィールド
The Onion Field
弁護士
1980 スキゾイド
Schizoid
ギルバート
1981 郵便配達は二度ベルを鳴らす
The Postman Always Rings Twice
セールスマン
ローン・レンジャー
The Legend of the Lone Ranger
ブッチ・キャベンデッシュ 石原辰己(ソフト版)
1982 若妻たちの秘行
Money on the Side
スタンポーン テレビ映画
1983 コロラドへの道
September Gun
ジャック・ブライアン
メル・ブルックスの大脱走
To Be or Not To Be
シュルツ大尉 鹿島信哉
1984 スタートレックIII ミスター・スポックを探せ!
Star Trek III: The Search for Spock
クルーグ 内海賢二日本テレビ、ソフト版)
バカルー・バンザイの8次元ギャラクシー
The Adventures of Buckaroo Banzai Across the 8th Dimension
ジョン 西尾徳テレビ東京版)
1985 バック・トゥ・ザ・フューチャー
Back to the Future
ドクター・エメット・ブラウン 青野武(ソフト版)
穂積隆信テレビ朝日版)
三宅裕司フジテレビ版)
山寺宏一BSジャパン版)
殺人ゲームへの招待
Clue
プラム教授
1986 ミラクルズ/ 奇跡のカップル
Miracles
ハリー
1987 恋のハリキリ・ボーイ
Walk Like a Man
レジー/ヘンリー
1988 トラック29
Track 29
ヘンリー・ヘンリー
ロジャー・ラビット
Who Framed Roger Rabbit
ドゥーム 大木民夫
エイトメン・アウト
Eight Men Out
スリーピー・ビル・バーンズ 水野龍司(テレビ東京版)
1989 ドリーム・チーム
The Dream Team
ヘンリー TBA
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2
Back to the Future Part II
ドクター・エメット・ブラウン 青野武(ソフト版)
穂積隆信(テレビ朝日版)
山寺宏一(BSジャパン版)
1990 ホワイ・ミー?
Why Me?
ブルーノ 八奈見乗児
バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3
Back to the Future Part III
ドクター・エメット・ブラウン 青野武(ソフト版)
穂積隆信(テレビ朝日版)
磯部勉(日本テレビ版)
山寺宏一(BSジャパン版)
ダックテイル・ザ・ムービー/失われた魔法のランプ
DuckTales: The Movie - Treasure of the Lost Lamp
マーロック アニメ、声の出演 内海賢二
1991 マイホーム・コマンドー
Suburban Commando
チャーリー・ウィルコックス 納谷六朗
アダムス・ファミリー
The Addams Family
フェスター・アダムス 麦人(ソフト版)
青野武(日本テレビ版)
1992 バディ・ハイウェイ/ 相棒いっちょうやったろうぜ!
T Bone N Weasel
ウィーゼル テレビ映画
クラッシュ・ザ・タンカー/流出危機
Dead Ahead: The Exxon Valdez Disaster
フランク・アイアロッシ 神谷和夫
1993 風と共に去る20ドル!?
Twenty Bucks
ジミー インディペンデント・スピリット賞助演男優賞 受賞
わんぱくデニス
Dennis the Menace
サム 若本規夫
アダムス・ファミリー2
Addams Family Values
フェスター・アダムス 青野武(ソフト、日本テレビ版)
1994 エンジェルス
Angels In The Outfield
アル 富山敬
僕たちのサマーキャンプ/親の居ぬ間に…
Camp Nowhere
デニス 岩崎ひろし
笑撃生放送! ラジオ殺人事件
Radioland Murders
ゾルタン 千葉繁
ページマスター
The Pagemaster
ミスター・ドワイヤー/ページマスター 穂積隆信
1995 デンバーに死す時
Things to Do in Denver When You're Dead
ピーシズ 宝亀克寿(VHS版)
レンタル・キッズ/ お子様貸します!
Rent-A-Kid
ラリー テレビ映画 千田光男
1996 クライム・タイム
The Right to Remain Silent
ジョニー・ベンジャミン
1997 クイックシルバー
Quicksilver Highway
アーロン・クイックシルバー 阪脩
リアル・ブロンド
The Real Blonde
アーネスト
エンジェルス2
Angels in the Endzone
アル 青野武
アナスタシア
Anastasia
ラスプーチン アニメ、声の出演 壤晴彦
1999 ブラボー火星人2000
My Favorite Martian
マーティン 青野武
ベイビー・トーキング
Baby Geniuses
ヒープ博士 水野龍司(VHS版)
水内清光Netflix版)
不思議の国のアリス
Alice in Wanderland
白い騎士 テレビ映画 穂積隆信
スティグマ/ 裂け目
Covergence
モーリー・アレン 糸博
マン・オン・ザ・ムーン
Man on the Moon
クリストファー・ロイド クレジットなし TBA
2001 エマ・トンプソンのウィット/命の詩
Wit
ハーヴィー・ケレキアン博士 テレビ映画
ダニーと秘密の魔法使い
When Good Ghouls Go Bad
フレッド・ウォーカー 青野武
ハリウッド・クライシス
On the Edge
2002 アメージング・ハイウェイ60
Interstate 60: Episodes of the Road
レイ 仲野裕
ヘイ・アーノルド!/ ザ・ムービー
Hay Arnold! The Movie
Coroner アニメ、声の出演
日本劇場未公開
TBA
テレビ創成期/ ネットワークの挑戦
The Big Time
ドク・パワーズ テレビ映画
2006 ノーラヴ・ノーライフ
A Perfect Day
マイケル
2008 ナットのスペースアドベンチャー3D
Fly Me to the Moon 3D
エイモス アニメ、声の出演 坂口芳貞
ねずみの騎士デスペローの物語
The Tale of Despereaux
ホヴィス TBA
2009 サンタ・バディーズ 小さな5匹の大冒険
Santa Buddies
クルージ 樋浦勉
2010 クロエ・モレッツ ジャックと天空の巨人
Jack and the Beanstalk
校長
ピラニア3D
Piranha 3D
カール・グッドマン 穂積隆信
2012 ピラニア リターンズ
Piranha 3DD
2013 ワンダープラネット
绿林大冒险
セジウィック博士 声の出演(英語版吹き替え)
日本劇場未公開
真田雅隆
2014 荒野はつらいよ 〜アリゾナより愛をこめて〜
A Million Ways to Die in the West
ドク・ブラウン カメオ出演
2016 アイム・ノット・シリアルキラー
I Am Not a Serial Killer
クローリー 穂積隆信
2017 ジーサンズ はじめての強盗
Going in Style
ミルトン
2018 ディア・グランパ 幸せを拾った日
Boundaries
スタンリー 日本劇場未公開 及川いぞう(Netflix版)
2021 Mr.ノーバディ
Nobody
デビッド・マンセル 側見民雄
僕を育ててくれたテンダー・バー
The Tender Bar
主人公の祖父 日本劇場未公開
TBA
Nobody 2
デビッド・マンセル

テレビシリーズ

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題名 役名 備考 吹替
1978 - 1983 Taxi
TAXI
Reverend Jim Ignatowski 84エピソード
1984 チアーズ
Cheers
フィリップ 2エピソード
1985 驚異のスーパー・バイク ストリートホーク
Street Hawk
アンソニー・コリドー 1エピソード
1986 世にも不思議なアメージング・ストーリー
Amazing Stories
B.O.ビーンズ教授 エピソード「真夜中の呪文」 青野武
1995 - 1997
Deadly Games
ジョーダン・ケネス・ロイド/セバスティアン・ジャッカル 13エピソード
1999 スピン・シティ
Spin City
オーウェン・キングストン 1エピソード 北村弘一
2002 マルコム in the Middle
Malcolm in the Middle
ウォルター 1エピソード
2003 トレマーズ・ザ・シリーズ
Tremors
クレッツ・ポフェンバーガー 3エピソード
2002 - 2008
Cyberchase
ハッカー 33エピソード
2004 - 2005 クラブハウス
Clubhouse
ルー・ルッソ 11エピソード
2005 ザ・ホワイトハウス
The West Wing
ローレンス・レッシグ教授 1エピソード
2005 - 2006
Stacked
ハロルド・マーシュ 20エピソード
2006 マスターズ・オブ・ホラー
Masters of Horror
エヴェレット エピソード「ヴァレリーの誘惑」
2007 NUMBERS 天才数学者の事件ファイル
Numb3rs
ロス・ムーア 1エピソード
2008 LAW & ORDER:犯罪心理捜査班
Law & Order: Criminal Intent
カーマイン
2009 メテオ
Meteor
ダニエル・レーマン教授 ミニシリーズ
ドラゴン・アイ
Knights of Bloodsteel
テスリンク 岐部公好
2010 CHUCK/チャック
Chuck
レオ・ドレイファス 1エピソード 穂積隆信
2011 FRINGE/フリンジ
Fringe
ロスコー・ジョイス
オズの魔法使い
The Witches of Oz
オズの魔法使い ミニシリーズ 廣田行生
2013 サイク/名探偵はサイキック?
Psych
マーティン・カーン 1エピソード
2014 マイケル・J・フォックス・ショウ
The Michael J. Fox Show
マクタヴィッシュ校長 穂積隆信
オーバー・ザ・ガーデンウォール
Over the Garden Wall
木こり 声の出演 浦山迅
2020 NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班
NCIS: Naval Criminal Investigative Service
ジョセフ・スミス 1エピソード
2021 全米捜索! バック・トゥ・ザ・フューチャー
EXPEDITION Back to the Future
本人 4エピソード 山寺宏一
2023 マンダロリアン
The Mandalorian
ヘルゲイト長官 ゲスト 中博史

テレビアニメ

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ゲーム

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CM

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インターネット

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  • PUSH UP イブニング(2012年11月22日、wallop[8][9]

日本語吹き替え

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主に担当しているのは、以下の二人である。

青野武
バック・トゥ・ザ・フューチャー』(ソフト版)のドク役で初めて担当し、同シリーズのソフト版のほか、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン内のアトラクション『バック・トゥ・ザ・フューチャー・ザ・ライド』でも同役を続投し、『メタルギアソリッド3』『アベノ橋魔法☆商店街』などではドクのパロディが組み込まれた。それに加えて『アダムス・ファミリー』シリーズ(日本テレビ版)なども担当し、ロイドの声優として定着した[10]
その個性の強さから、ロイドのフィックス(専属)と評されることもあり[11]、青野の没後に制作された『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(BSジャパン版)、「全米捜索!バック・トゥ・ザ・フューチャー」では山寺宏一[注 1]がロイドを務めたが、「青野さんがあくまでもお手本で、(中略)少しでも近づきたいイメージで演じました」と青野を踏襲して演じた旨のコメントをしている[12]
穂積隆信
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』(テレビ朝日『日曜洋画劇場』版)のドク役で初めて担当し、同シリーズのテレビ朝日版を全作吹き替えた。繰り返し再放送されたこともあり、本バージョンでマーティを演じた三ツ矢雄二(同じくマーティ役のマイケル・J・フォックスの吹き替えを多く担当)と共に「名演技」と評された[13]。その後も青野と並んで多く吹き替えたことで(担当本数に関しては前述の青野よりも多く吹き替えていることもあり)、ロイドのもう一人の担当声優として定着している。
前述の青野が死去した後は、亡くなるまで大半の作品で担当した。『ピラニア3D』の吹き替えでは再びロイドの声を当てた際、ファンからは数多くのファンレターが送られた逸話がある(詳しくは穂積の記事を参照)。『ジーサンズ はじめての強盗』が最後の担当となった。

このほかにも、三宅裕司内海賢二水野龍司大木民夫千田光男麦人若本規夫、側見民雄なども声を当てている。

脚注

[編集]
  1. ^ クリストファー・ロイド - 映画.com
  2. ^ マイケル・J・フォックスさん、“ドク”とイベントで再会し2ショット披露”. 日刊スポーツ (2021年8月25日). 2021年8月25日閲覧。
  3. ^ 『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドク役、マーティ役降板劇で感じた恐怖を語る「もう一度やれるか分からなかった」 | THE RIVER
  4. ^ Youtube
  5. ^ Youtube ナイキ公式映像
  6. ^ http://toyokazu.cocolog-nifty.com/blog/2006/08/post_a034.html
  7. ^ “74歳『バック・トゥ・ザ・フューチャー』ドクが22年ぶりに来日!Part4でもう一度ドクを熱望!”. シネマトゥデイ. (2012年11月19日). https://www.cinematoday.jp/news/N0047763 2013年1月5日閲覧。 
  8. ^ 『クリストファー・ロイド氏 WALLOP放送局に現る!!』”. Staff@WALLOP. 2021年11月26日閲覧。
  9. ^ (日本語) 11月22日PUSH UPイブニング木曜 クリストファー•ロイド氏緊急出演!, https://www.youtube.com/watch?v=HI_D0nlNcAs 2021年11月26日閲覧。 
  10. ^ “「バック・トゥ・ザ・フューチャー」キャストの現在&吹き替え声優!時代毎に一新された人物も”. ciatr[シアター] (株式会社viviane). (2021年10月27日). https://ciatr.jp/topics/320751 2023年7月17日閲覧。 
  11. ^ 吉田啓介 [@dortmunder_k] (2012年4月11日). "声優さんの持ち役には所謂「世間的に何となく決まってる役」(G・クルーニー=小山氏とか)もありますが、青野氏のC・ロイドなんかはちょっと違うのです。担当PやDの「…これは青野さんだな」という自主判断の総意が結果的にFIXになった。それだけ個性が強かったと。". X(旧Twitter)より2024年8月15日閲覧
  12. ^ “不朽の名作「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のタイムマシン・デロリアンを捜す新シリーズが日本初公開! 11月1日(月)よりディスカバリーチャンネルで放送開始”. PR TIMES (ディスカバリー・ジャパン合同会社). (2021年10月20日). https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000165.000027683.html 2023年7月22日閲覧。 
  13. ^ 吹替の帝王 コラム(2012年11月におけるアーカイブ)”. 2023年9月24日閲覧。

注釈

[編集]
  1. ^ 2023年の東京コミコンでロイドと対面を果たしている(詳細は山寺のページを参照)。

外部リンク

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