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フロイラ・ツァラム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
フロイラ・ツァラム
Froyla Tzalam
2022年
出生地 イギリス領ホンジュラストレド郡サンアントニオ
出身校 トリニティ大学
サセックス大学
称号 GCMG

内閣 ジョニー・ブリセーニョ内閣
在任期間 2021年5月27日 - 現職
女王
国王
エリザベス2世
チャールズ3世
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デイム・フロイラ・ツァラム(Dame Froyla Tzalam)は、ベリーズモパン族出身の人類学者2021年から同国総督を務める。イギリス連邦史上、マヤ人初の総督である[1][2]

経歴

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2023年に執り行われたチャールズ3世とカミラの戴冠式に出席したツァラム(中央)、ウィリアム皇太子(右)

トレド郡サンアントニオ村で誕生。トリニティ大学人類学の学士号を取得後、サセックス大学で農村開発学の修士号を取得[3]

長らく、サルストゥーン・テマシュ先住民族区管理センター英語版の専務取締役に就任[4]。2017年1月に上院への総督指名の最終選考に残ったが、管理センターの職務に専念するため、総督指名を辞退[5]

2021年4月22日にジョニー・ブリセーニョ首相はコルビル・ヤング総督の後任として、ツァラムが次期ベリーズ総督に指名されたと発表。ツァラムは2人目の女性総督となった[6]。2022年3月21日、ツァラムはベリーズのプラチナジュビリーツアー中に、ツアーを欠席した女王エリザベス2世の名代となったケンブリッジ公爵ウィリアム王子からGCMGを授与された[7][8][9]

2022年9月に執り行われたエリザベス2世国葬では、ベリーズ代表として参列。エリザベス2世のことを「彼女は慈悲深く、尊敬していた。社会変化において、最も重要な人物だった」と哀悼の意を示した[10]2023年チャールズ3世とカミラの戴冠式フランシス・フォンセカ英語版下院議員と共に参列[11]

脚注

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  1. ^ First Woman of Maya Descent Elected as Governor - General in the Commonwealth” (2021年5月31日). 2023年8月21日閲覧。
  2. ^ Congratulatory Outpouring for GG Froyla T'zalam”. Channel5Belize.com. 2023年4月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年11月24日閲覧。
  3. ^ froyla tzalam”. Namati. 2024年11月24日閲覧。
  4. ^ Staff & Board of Directors”. www.satiim.org.bz. 2024年11月24日閲覧。
  5. ^ “SATIIM's Froyla Tzalam Explains Decision to Decline Nomination”. Channel 5 Belize. (2017年1月6日). オリジナルの2021年8月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210424091221/https://edition.channel5belize.com/archives/140447 2024年11月24日閲覧。 
  6. ^ PM Confirms Nomination of Froyla Tzalam as the next Governor General”. lovefm.com (22 April 2021). 23 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月23日閲覧。
  7. ^ “Court circular: March 21, 2022”. https://www.thetimes.co.uk/article/court-circular-march-21-2022-25ltkz867 2024年11月24日閲覧。 
  8. ^ Governor General Froyla T'zalam Bestowed Title of Dame”. Channel5Belize.com. 2022年6月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年8月21日閲覧。
  9. ^ Investiture Ceremony”. Twitter. 2024年11月24日閲覧。
  10. ^ “GG Froyla Tzalam to Attend The Queen's Funeral”. LoveFM. (9 September 2022). オリジナルの12 September 2022時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220912204022/https://lovefm.com/gg-froyla-tzalam-to-attend-the-queens-funeral/ 12 September 2022閲覧。 
  11. ^ Principal Attendance at the Coronation of Their Majesties King Charles III and Queen Camilla, Saturday 6th May 2023”. The Coronation Roll. Government of the United Kingdom. 2024年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ2024年11月24日閲覧。
先代
コルヴィル・ヤング
ベリーズ総督
2021年 -
次代