ホタル・カリフォルニア
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『ホタル・カリフォルニア』 | ||||
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サザンオールスターズ の ライブ・ビデオ | ||||
リリース | ||||
録音 |
1995年8月5日・8月6日 神奈川県横浜市横浜みなとみらい21 臨港パーク | |||
ジャンル |
J-POP ポップ・ミュージック ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ビクターエンタテインメント TAISHITAレーベル | |||
サザンオールスターズ 映像作品 年表 | ||||
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サザンオールスターズ スーパー・ライブ・イン・横浜 ホタル・カリフォルニア | ||||
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サザンオールスターズ の ツアー | ||||
場所 | 神奈川県横浜市横浜みなとみらい21 臨港パーク | |||
初日 | 1995年8月5日 | |||
最終日 | 1995年8月6日 | |||
公演数 | 全2公演 | |||
ウェブサイト | 公式サイト | |||
サザンオールスターズ ツアー 年表 | ||||
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『ホタル・カリフォルニア』は、日本のバンド、サザンオールスターズのライブ・ビデオ。発売元はビクターエンタテインメント/TAISHITAレーベル。
解説
[編集]1995年8月5日と8月6日に横浜で行われたコンサート『スーパー・ライブ・イン・横浜 ホタル・カリフォルニア』を収録したビデオ。
このライブでは桑田の電話でのオファーを受けて西城秀樹がゲスト出演した[1]。
タイトルはイーグルスの楽曲「ホテル・カリフォルニア」をもじったもので、西城はそのセンスを「さすが、桑田さん」と評している[2]。
評価
[編集]西城は自身の出番の後もこのライブを客席で楽しんでおり「桑田さんも、メンバーも、ファンも本当にステキだった」と語っている。特に桑田がライブで客席に向かって発した「ありがとよ」という言葉に関しては「決してサービスコメントではない」「デビュー以来一七年間、心から応援してくれたファンへの心からの『ありがとう』だと思った」と評している。一方の桑田も後述のエンディングで西城を「素晴らしいエンターテイナー、ロッカー」と称えた[2][3]。
西城の訃報が報じられたことを受け、桑田は2018年5月20日放送の自身のラジオ番組『桑田佳祐のやさしい夜遊び』(TOKYO FM)で、西城を追悼するコメントを述べ、ライブでのエピソードや西城の人柄を語ったうえで、生歌のコーナーで「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」を歌唱した[4]。また、2018年5月26日に行われた西城の告別式にサザンオールスターズ名義で弔電を届けている[5]。
収録曲
[編集]- OVER・TURE
- YOUNG MAN (Y.M.C.A.)
- いなせなロコモーション
- みんなのうた
- イントロに、サビをアレンジしたパートが追加されている[3]。
- シュラバ★ラ★バンバ
- My Foreplay Music
- 冒頭にギターソロのパートが追加されている[3]。
- 気分しだいで責めないで
- 夕方 Hold On Me
- C調言葉に御用心
- 涙のキッス
- GIRLS ON THE BEACH 〜 栞のテーマ
- いとしのエリー
MC
- ゆけ!!力道山
- YOU
- 愛は花のように (Olé!)
- 鎌倉物語
- 原の子供時代や学生時代の写真が流れる[3]。
- 希望の轍
- 鬼太鼓囃子[注 5] 〜 ニッポンのヒール
- 鬼太鼓囃子に乗ってメンバーが踊りながらサブステージに移動。18曲目と19曲目はアコースティック編成となり、原も桑田と大森に交じってアコースティックギターを弾いていた[3]。
- チャコの海岸物語
- 終盤では桑田が1982年の『第33回NHK紅白歌合戦』で見せた三波春夫の物真似を再現した[3]。
- あなただけを 〜Summer Heartbreak〜
- 2番の歌詞にある「海岸で」の部分を「横浜で」に変えている[3]。
- 夕陽に別れを告げて
- 真夏の果実
- ミス・ブランニュー・デイ
- フリフリ'65
- ボディ・スペシャルII
- マンピーのG★SPOT
- 勝手にシンドバッド
アンコール
- 女呼んでブギ
- Ya Ya (あの時代を忘れない)
- エンディングでは出演者全員が集まり、桑田が「西城秀樹とそのグループでしたぁ! サザンだぁ!!」と西城をメインに出して名前を叫び、花火が打ち上がる中、全員で繋いだ手を高く上げてステージを退場した[3]。
ボーナストラック
※実際の公演で演奏されたエロティカ・セブンとLOVE KOREAの2曲はカットされている。
参加ミュージシャン
[編集]- サザンオールスターズ
- サポートメンバー
- スペシャルゲスト
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 登場曲は松田は「勝手にしやがれ」、野沢は「また逢う日まで」、大森は「よろしく哀愁」、関口は「およげ!たいやきくん」、原は「プレイバックPart2」[3]。
- ^ 直後に、アンパンマンのお面を顔にかざした[3]。
- ^ 登場曲は「いくぞ! ばいきんまん」[3]。
- ^ 後に桑田は2012年のソロライブ「I LOVE YOU -now & forever-」や[7]、2014年のイベント「桑田佳祐のやさしい夜遊び~夏にサザンないの!? いいかげんに1000回!! ファンやめたるわ!! 生歌ライブ〜」[8]、2018年のアクト・アゲインスト・エイズイベント『平成三十年度! 第三回ひとり紅白歌合戦』[9] で「YOUNG MAN (Y.M.C.A.)」をカバーしている。
- ^ 鬼太鼓座による演奏[3]。
- ^ ちなみに、この年の年末はレコーディングに専念する事を理由にサザンとしての年越しライブを休止しており、12月31日に横浜アリーナで行われた岸谷五朗主催のアミューズのイベント『THE VARIETY III 異業種共演 大晦日の宴 〜FOR AAA』に桑田がレコーディングの合間を縫う形でゲストとして出演している[10]。
出典
[編集]- ^ a b 産経新聞1995年9月2日分。
- ^ a b c 産経新聞1995年9月9日分。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p 1995年のライブ・ビデオ『ホタル・カリフォルニア』収録。
- ^ 桑田佳祐「YOUNG MAN」歌った…同い年の西城秀樹さんを追悼 2018年5月20日6時0分 スポーツ報知
- ^ サザンオールスターズから弔電…西城秀樹さん告別式 2018年5月26日16時42分 スポーツ報知
- ^ 朝日新聞 1996年6月28日
- ^ 『I LOVE YOU -now & forever- 完全本』ビクターエンタテインメント、2013年
- ^ 【ライブレポート】桑田佳祐、番組リスナーを前に熱唱。サザンからクラプトンまで BARKS 2014年7月13日配信 2021年8月31日閲覧。
- ^ 桑田佳祐、最後の「ひとり紅白」で55変化!サザンメンバーも登場 SANSPO.COM 2018年12月3日配信 2021年8月31日閲覧。
- ^ ACTIVITIES 1995 SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- HOTARU CALIFORNIA - SOUTHERN ALL STARS OFFICIAL SITE