ヤープ・スタム
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2010年 | ||||||
名前 | ||||||
本名 |
ヤコブ・スタム Jacob Stam | |||||
ラテン文字 | Jaap STAM | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | オランダ | |||||
生年月日 | 1972年7月17日(52歳) | |||||
出身地 | カンペン | |||||
身長 | 191cm | |||||
体重 | 91kg | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | DF (CB, RSB) | |||||
利き足 | 右足 | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
1992-1993 | FCズヴォレ | 32 | (1) | |||
1993-1995 | SCカンブール | 66 | (3) | |||
1995-1996 | ヴィレムII | 19 | (1) | |||
1996-1998 | PSVアイントホーフェン | 76 | (12) | |||
1998-2001 | マンチェスター・ユナイテッド | 80 | (1) | |||
2001-2004 | ラツィオ | 70 | (3) | |||
2004-2006 | ミラン | 42 | (1) | |||
2006-2007 | アヤックス | 31 | (1) | |||
通算 | 415 | (23) | ||||
代表歴 | ||||||
1996-2004 | オランダ [1] | 67 | (3) | |||
監督歴 | ||||||
2016-2018 | レディング | |||||
2018-2019 | ズヴォレ | |||||
2019 | フェイエノールト | |||||
2020-2021 | FCシンシナティ | |||||
1. 国内リーグ戦に限る。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ヤープ・スタム(Jaap Stam, 1972年7月17日 - )は、オランダ・オーファーアイセル州カンペン出身の同国代表の元サッカー選手、現サッカー指導者。ポジションはディフェンダー(センターバック、右サイドバック)。全盛期は世界屈指のディフェンダーであり、ロナルド・クーマンと並び「オランダ史上最高のディフェンダー」と称された。
経歴
[編集]1992年にエールディヴィジのFCズヴォレでキャリアをスタートする。その後、オランダのクラブを渡り歩き、1998年にプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドFCへ移籍した。1998-99シーズンは守備の要として三冠を達成する。しかし自ら発行した自叙伝が原因とされるアレックス・ファーガソン監督との確執により、セリエAのSSラツィオへ移籍した。ところが今度はドーピング検査でナンドロロンの陽性反応が出たため[2]、5ヶ月間の出場停止処分を科された。後に控訴が認められ1ヶ月短縮された[3]。
オランダ代表をEURO2004を最後に引退し、EURO後にACミランへ移籍した。2005-06シーズンをもってミランを退団、2006年夏に母国のアヤックス・アムステルダムに加入した。キャプテンとして、数々の大舞台で培った経験を若手に還元することが期待された。
2007年10月29日、アムステルダム・アレナ(アヤックスの本拠地)で開かれた記者会見に臨み、体力の衰えを理由に現役生活に別れを告げた。
2008年、ファーガソン監督に自叙伝に関する問題を正式に謝罪した(ファーガソン自身も後年にユナイテッド時代の最大の後悔としてスタム放出を挙げるほど[4])。これによりファーガソンと和解し、マンチェスター・ユナイテッドFCのスカウトに就任、主に南アメリカで活動した。
その後、古巣アヤックスで指導者としての道を歩み始め、ディフェンスコーチ職を経て2016年にはアヤックスの下部組織であるヨング・アヤックス(U-21チーム)の監督を務めている。同年6月12日に、イングランドリーグ 下位ディビジョン・EFLチャンピオンシップの位置にいたレディングFCの監督に就任。契約期間は2年間[5]。
2018年12月28日、母国のトップリーグ・エールディヴィジにて、古巣PECズヴォレの監督に途中就任。1年半の契約とされていたが、翌2019年シーズンよりフェイエノールトの監督に就任した。しかし同10月末、成績の不振を理由に辞任[6]。
2020年5月21日、FCシンシナティの監督に就任した[7]。2021年9月27日、成績不振で解任された。
個人成績
[編集]代表での成績
[編集]- 出典[1]
オランダ代表 | 国際Aマッチ | |
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年 | 出場 | 得点 |
1996 | 4 | 0 |
1997 | 6 | 1 |
1998 | 14 | 1 |
1999 | 4 | 1 |
2000 | 8 | 0 |
2001 | 7 | 0 |
2002 | 5 | 0 |
2003 | 9 | 0 |
2004 | 10 | 0 |
通算 | 67 | 3 |
監督成績
[編集]- 2019年10月27日現在
クラブ | 就任 | 退任 | 記録 | ||||
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試 | 勝 | 分 | 敗 | 勝率 | |||
レディング | 2016年6月13日 | 2018年3月21日 | 98 | 40 | 23 | 35 | 40.82 |
ズヴォレ | 2018年12月28日 | 2019年5月31日 | 17 | 7 | 3 | 7 | 41.18 |
フェイエノールト | 2019年6月1日 | 2019年10月28日 | 18 | 7 | 6 | 5 | 38.89 |
合計 | 133 | 54 | 32 | 47 | 40.60 |
獲得タイトル
[編集]選手時代
[編集]- PSVアイントホーフェン
- エールディヴィジ:1回(1996-97)
- KNVBカップ:1回(1995-96)
- ヨハン・クライフ・スハール:2回(1996、1997)
- マンチェスター・ユナイテッドFC
- プレミアリーグ:3回(1998-99、1999-2000、2000-01)
- FAカップ:1回(1998-99)
- UEFAチャンピオンズリーグ:1回(1998-99)
- インターコンチネンタルカップ:1回(1999)
- SSラツィオ
- コッパ・イタリア:1回(2003-04)
- ACミラン
- スーペルコッパ・イタリアーナ:1回(2004)
- アヤックス・アムステルダム
- KNVBカップ:1回(2006-07)
- ヨハン・クライフ・スハール:1回(2006、2007)
- 個人
- オランダ年間最優秀選手賞:1回(1997)
- ハウデン・スヒューン:1回(1997)
- UEFAクラブ最優秀DF賞:1回(1998-99、1999-2000)
- PFA年間ベストイレブン:3回(1998-99、1999-2000、2000-01)
- ヨーロピアン・スポーツ・メディア欧州年間ベストイレブン:1回(1998-99)
出典
[編集]- ^ a b “Jaap Stam - International Appearances” (英語). The Rec.Sport.Soccer Statistics Foundation
- ^ “Stam suspension upheld”. BBC. (17 November 2001) 2009年10月9日閲覧。
- ^ “Stam cleared to return”. BBC. (4 March 2002) 2009年10月9日閲覧。
- ^ ファーガソン氏、キャリア一番の後悔は…ヤープ・スタムの放出だった - ゲキサカ
- ^ スタム、イングランド2部レディングの監督に - Goal.com
- ^ “フェイエノールト、スタム監督の辞任を発表。リーグ戦で12位と低迷”. フットボールチャンネル (2019年10月29日). 2019年11月4日閲覧。
- ^ “久保裕也の所属するFCシンシナティが新監督にヤープ・スタム氏を招へい”. 超ワールドサッカー (2020年5月22日). 2020年5月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- オランダのサッカー選手
- PECズヴォレの選手
- SCカンブールの選手
- ACミランの選手
- PSVアイントホーフェンの選手
- アヤックス・アムステルダムの選手
- ヴィレムIIの選手
- マンチェスター・ユナイテッドFCの選手
- SSラツィオの選手
- サッカーオランダ代表選手
- FIFAワールドカップオランダ代表選手
- 1998 FIFAワールドカップ出場選手
- UEFA EURO 2000出場選手
- UEFA EURO 2004出場選手
- オランダのサッカー指導者
- オーファーアイセル州出身の人物
- オランダのドーピング違反選手
- ドーピング違反のサッカー選手
- 在アメリカ合衆国外国人のサッカーに関する人物
- 在イギリス・オランダ人
- 在イタリア・オランダ人
- 在アメリカ合衆国オランダ人
- 1972年生
- 存命人物