国立競技場駅
国立競技場駅 | |
---|---|
A5番出入口と東京体育館(2019年5月6日撮影) | |
こくりつきょうぎじょう Kokuritsu-kyogijo (東京体育館前) | |
◄E 24 青山一丁目 (1.2 km) (1.5 km) 代々木 E 26► | |
左は千駄ケ谷駅 | |
所在地 | 東京都新宿区霞ヶ丘町10-3* |
駅番号 | E25[1] |
所属事業者 | 東京都交通局(都営地下鉄) |
所属路線 | ●[1]大江戸線 |
キロ程 | 25.7 km(都庁前起点) |
電報略号 | 国(駅名略称) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[都交 1]10,424人/日 -2022年- |
開業年月日 | 2000年(平成12年)4月20日[2] |
備考 | 直営駅 |
国立競技場駅(こくりつきょうぎじょうえき)は、東京都新宿区霞ヶ丘町にある東京都交通局(都営地下鉄)大江戸線の駅である。駅番号はE 25。「東京体育館前」の副名称が設定されている[3]。
当駅は新宿区と渋谷区の境界上に建設されているが、駅構内と出入口は東側が新宿区霞ヶ丘町、西側が渋谷区千駄ヶ谷一丁目にある。新宿区の鉄道駅では最も南にある。
歴史
[編集]- 2000年(平成12年)
- 2002年(平成14年)11月2日:汐留駅開業に伴い同駅始発・終着の電車を新設。同時に当駅始発の電車はなくなる。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[4]。
- 2021年(令和3年)7月16日 - 9月30日:2020年東京オリンピック・パラリンピック開催に伴い、副名称「オリンピックスタジアム・東京体育館」および特別接近メロディ(『Make The Beat!』プロジェクトの「2020ビート」のアレンジ)を期間限定で使用[5]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅。壁面の一部には、中国・周王朝時代の金石文10文字がタイルによって表現されており、「投・打」「歩・走」「揚・泳」「跳・蹴」「射・飛」のペアになって装飾されている。
A1出口と改札口を連絡する通路や、コンコースとホームを連絡する階段には駅周辺の名所の写真パネルが設置されている。
A2出口と国立競技場方面改札口の間にあるコンコースは、近隣の国立競技場や明治神宮野球場などへの来場者の混雑緩和を図る目的で広く確保されている。コンコースの近くにある壁には、これらの施設から主要駅までの運賃を分かりやすくするため、路線別地下鉄運賃表が大きく掲示されている。なお、2020年東京オリンピック・パラリンピックを見据え、2018年から2020年にかけてホーム階 - 改札階・改札階 - 地上階のエレベーターを計2基増設する工事が実施された。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 行先[6] |
---|---|---|
1 | 都営大江戸線 | 六本木・大門方面 |
2 | 都庁前・光が丘方面 |
(出典:都営地下鉄:駅構内図)
-
A2番出入口と国立競技場(2020年6月5日撮影)
-
国立競技場方面改札口(2018年1月6日撮影)
-
東京体育館方面改札口(2018年1月6日撮影)
-
1番線ホーム(2018年4月7日撮影)
-
2番線ホーム(2018年4月7日撮影)
利用状況
[編集]2022年(令和4年)度の1日平均乗降人員は10,424人(乗車人員:5,228人、降車人員:5,196人)である[都交 1]。2013年度までは大江戸線の駅で2番目に少なかったが、建て替えに伴う国立霞ヶ丘競技場陸上競技場閉鎖の影響もあり、2014年度は豊島園駅を下回り、大江戸線の駅の中で最も利用客の少ない駅となった。2020年度、2021年度は東京メトロで最も利用客が少ない西ケ原駅よりも少なく東京の地下鉄で最も利用客が少ない駅となった。2022年度には乗降客数の増加に伴い、豊島園駅よりも乗降客数が多くなった。
開業以来の1日平均乗降・乗車人員の推移は下表の通りである。
年度 | 1日平均 乗降人員[10] |
1日平均 乗車人員[11] |
出典 |
---|---|---|---|
2000年(平成12年) | 2,514 | [* 1] | |
2001年(平成13年) | 3,814 | [* 2] | |
2002年(平成14年) | 4,419 | [* 3] | |
2003年(平成15年) | 9,165 | 4,615 | [* 4] |
2004年(平成16年) | 9,206 | 4,640 | [* 5] |
2005年(平成17年) | 9,714 | 4,932 | [* 6] |
2006年(平成18年) | 9,894 | 4,978 | [* 7] |
2007年(平成19年) | 10,647 | 5,333 | [* 8] |
2008年(平成20年) | 10,439 | 5,229 | [* 9] |
2009年(平成21年) | 10,434 | 5,278 | [* 10] |
2010年(平成22年) | 10,335 | 5,166 | [* 11] |
2011年(平成23年) | 10,118 | 5,056 | [* 12] |
2012年(平成24年) | 10,300 | 5,167 | [* 13] |
2013年(平成25年) | 11,600 | 5,860 | [* 14] |
2014年(平成26年) | 9,513 | 4,735 | [* 15] |
2015年(平成27年) | 8,897 | 4,413 | [* 16] |
2016年(平成28年) | 9,285 | 4,615 | [* 17] |
2017年(平成29年) | 10,366 | 5,187 | [* 18] |
2018年(平成30年) | 10,307 | 5,158 | [* 19] |
2019年(令和元年) | 10,764 | 5,433 | [* 20] |
2020年(令和 | 2年)[都交 2]5,799 | [都交 2]2,904 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 3]7,274 | [都交 3]3,614 | |
2021年(令和 | 3年)[都交 1]10,424 | [都交 1]5,228 |
駅周辺
[編集]- 千駄ケ谷駅(A5出入口)
- 新宿御苑
- 首都高速4号新宿線 外苑出入口
- 明治神宮外苑
- 国立競技場 - 厳密には神宮外苑施設には含まれない。
- 日本スポーツ振興センター本部
- 明治神宮野球場(東京メトロ銀座線外苑前駅が最寄り)
- 秩父宮ラグビー場(東京メトロ銀座線外苑前駅が最寄り)
- 明治神宮外苑軟式グラウンド
- 東京体育館
- 聖徳記念絵画館
- スケート場(旧・屋内プール)
- 三井ガーデンホテル神宮外苑の杜プレミア
- 鳩森八幡神社
- 将棋会館
- 日本将棋連盟 東京本部
- 東京勤労者医療会代々木病院
- 国立能楽堂
- 日本青年館
- 渋谷千駄ケ谷郵便局
- 明治公園
- 明治記念館
- セコムホームライフ 本社
- 津田塾大学 千駄ヶ谷キャンパス
- 慶應義塾大学 信濃町キャンパス・慶應義塾大学病院(A1出入口)
- 新宿区立四谷第六小学校・幼稚園
バス路線
[編集]その他
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b 東京地下鉄 公式サイトから抽出(2019年5月26日閲覧)
- ^ a b c 平野元哉(東京都交通局建設工務部計画課)「大江戸線の構想から完成まで」『鉄道ピクトリアル』第51巻第7号(通巻第704号)、電気車研究会、2001年7月10日、78 - 86頁、ISSN 0040-4047。
- ^ “都営交通お客様センター等に寄せられたお客様の声(令和3(2021)年12月分)” (PDF). 東京都交通局 (2022年2月). 2023年1月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月4日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2020年5月6日閲覧。
- ^ “東京2020大会の開催にあわせて、副名称及び列車接近メロディを使用します”. 東京都交通局 (2021年7月15日). 2021年7月15日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月15日閲覧。
- ^ “国立競技場 時刻表”. 東京都交通局. 2023年6月4日閲覧。
- ^ 岩成政和「大江戸線めぐり -趣味的路線探訪-」『鉄道ピクトリアル』第51巻第7号(通巻704号)、電気車研究会、2001年7月10日、92頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 新宿区の概況 - 新宿区
- ^ 渋谷区勢概要 - 渋谷区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
- 東京都交通局 各駅乗降人員
- ^ a b c d 令和4年度 運輸統計年報 (PDF) (Report). 東京都交通局. 2023年11月3日時点のオリジナル (pdf)よりアーカイブ。2023年11月3日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2021年11月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。
- ^ a b “各駅乗降人員一覧|東京都交通局”. 東京都交通局. 2022年11月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年11月13日閲覧。