尚志市
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中華人民共和国 黒竜江省 尚志市 | |
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ヤブリスキー場 | |
旧称:珠河 | |
哈爾浜市中の尚志市の位置 | |
簡体字 | 尚志 |
繁体字 | 尚志 |
拼音 | Shàngzhì |
カタカナ転写 | シャンヂー |
国家 | 中華人民共和国 |
省 | 黒竜江 |
市 | ハルビン |
行政級別 | 県級市 |
建置 | 1921年 |
改制 | 1988年 |
面積 | |
総面積 | 8,824.9 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 62 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0451 |
郵便番号 | 150600 |
行政区画代碼 | 230183 |
公式ウェブサイト: http://www.shangzhi.gov.cn/ |
尚志市(しょうし-し)は中華人民共和国黒竜江省ハルビン市に位置する県級市。市人民政府の所在地は尚志鎮。
中国地名の変遷 | |
建置 | 1922年 |
使用状況 | 尚志市 |
中華民国 | 烏珠河設治局 珠河県(1927年) |
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満洲国 | 珠河県 |
国共内戦期間 | 尚志県 |
現代 | 尚志県 尚志市(1988年) |
地理
[編集]黒竜江省の東南部に位置する。
歴史
[編集]尚志の旧称は珠河であり、現在の市名は日中戦争で活躍した趙尚志を顕彰して命名されたものである。尚志市のような「革命烈士」にちなむ地名には他に志丹県、子洲県、子長市、左権県、黄驊市、靖宇県がある[1]。
1921年(民国10年)12月17日に設置された烏珠河設治局を前身とする。1927年(民国16年)5月1日に珠河県に昇格した。1946年11月、尚志県と改称、1948年(民国37年)3月に葦河県を編入、1988年9月に県級市に昇格し現在に至る。
行政区画
[編集]→「中華人民共和国の行政区分」を参照
下部に10鎮、5郷、2民族郷を管轄:
経済
[編集]尚志市は醸造及び木製品を中心とした工業が発展している。また地質と雨量に恵まれた自然環境により。
物産
[編集]- 朝鮮人参、五味子、天麻(オニノヤガラ)、平貝、刺五加、党参、満山紅などの自然の漢方薬の材料。
- 鉱物資源に大理石、花崗岩、石英石、石灰石、玄武岩、白粘土、石墨、石炭、銅、銀、鉄など。
- 土産物は主に漿果、タバコ、蜂蜜、ホップ、山野菜がある。
交通
[編集]鉄道
[編集]→「中華人民共和国の高速鉄道」を参照
→「中華人民共和国の鉄道」を参照
道路
[編集]- 高速道路
健康・医療・衛生
[編集]- 尚志市人民医院
- 尚志市婦幼保建院
- 尚志市職工医院
- 尚志市紅十字会
名所・旧跡・観光スポット
[編集]- 亜布力スキー場 - 中国企業家論壇年会の永久会場で、ハルビン市で開催された2009年冬季ユニバーシアードでのスキー競技会場となった。
- 帽児山
- 万佛山風景区
- 帽儿山風景区
- 五一四風景区
脚注
[編集]- ^ 石川禎浩 (2009), “新河県の中国共産党とその歴史――新河出身の二人の「革命烈士」を中心に”, 20世紀中国の社会システム : 京都大学人文科学研究所附属現代中国研究センター研究報告 (京都大学人文科学研究所): 245-266, hdl:2433/246450
関連項目
[編集]- 酸菜、ハルビンビール、東北菜
- アムール川(黒竜江)、松花江、松嫩平原、小興安嶺山脈、亜寒帯冬季少雨気候
- 闖関東、内満州、外満洲、アイグン条約(ネルチンスク条約)、北京条約、東清鉄道
- 在瀋陽日本国総領事館(管轄区域:遼寧省(大連市を除く)・吉林省・黒竜江省)