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長野地震

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
長野地震
長野地震の位置(長野県内)
長野地震
震央の位置
本震
発生日 1941年7月15日
発生時刻 午後11時45分
震央 長野県北部
震源の深さ 5 km
規模    M6.1
最大震度    震度6:長野県長野市
津波 なし
地震の種類 善光寺地震の余震
被害
死傷者数 死者5人 負傷者19人
被害地域 長野県
プロジェクト:地球科学
プロジェクト:災害
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長野地震(ながのじしん)は、1941年7月15日、午後11時45分27秒、長野県長野市長沼付近(北緯36度39.4分、東経138度11.6分、深さ5.3km)を震源として発生したM6.1の地震。震源域の地名から長沼地震とも呼ばれる。

規模は小さかったが震源が浅く、長野市の長野地方気象台震度6の強い揺れを観測した。死者は圧死によるもの5名[1]、負傷者19名(重傷3名、軽傷16名)を出した。また、住家全壊29戸、半壊115戸、非住家全壊49戸、半壊122戸。長沼小学校は損傷が大きく、補修し一時的に使用したが後に改築した[2]

本震の2時間前、午後9時45分32秒に(東経138度14.27分 北緯36度43.03分)M3.7(最大震度3)の前震が発生している。1847年に発生した善光寺地震 M - 7.4 の余震活動と考えられる[3]

各地の震度

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震度3以上の地域は次の通り[4]

震度 都道府県 観測所
6 長野県 長野
4 長野県 上田通報所・軽井沢
3 新潟県 高田
石川県 輪島
山梨県 甲府船津
長野県 松本飯田

出典

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脚注

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  1. ^ 北信地方に烈震、被害甚大『信濃毎日新聞』(昭和16年7月17日夕刊)『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p558 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  2. ^ 齋田時太郎、善光寺平に於ける民家構造の特異性と震害 東京帝国大学地震研究所彙報. 第19冊第4号, 1941.9.30, pp.661-670, hdl:2261/10546
  3. ^ 災害教訓の継承に関する専門調査会報告書 第1章 災害の概要 平成19年3月 -1847 善光寺地震-
  4. ^ 気象庁|震度データベース検索 (地震別検索結果)”. www.data.jma.go.jp. 2019年7月4日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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